「綿」の事を知ろう!
大町工場は紡績工場でありながら、実際の綿の栽培について知らない従業員が多くなってきました。
そこで綿を自分たちで育てることで発見があるのではないかと思い、2015年に大町工場内の土地を活用してスタートさせました。
まずは畑の準備から取り掛かりました。
土地を掘り返してみると、石や岩が無数に採掘され、重機を導入しての開墾作業となりました。
土壌が整い、次に種まきとなります。
長らく綿を扱ってきた弊社でも綿の栽培方法は・・・?
という事で大町工場と同じ長野県内にある信州大学繊維学部より播種方法・時期、害虫対策など綿花栽培に関する技術支援を受けました。
大町市は綿花栽培には適していない土壌である上、気候のハンデや害虫被害、キツネ、タヌキなどの来場もありました。それらを乗り越えて可憐な花が咲き、無事綿の収穫を行なう事ができました。
綿花栽培を通じて自分たちの行っている綿紡績に用いられる原料はこうして作られている!と知ることができ、より原料の大切さを学びました。
最近では近所の園児を招いて綿の種まきを行うなど地域とのふれあいも増えてきました。
当社は「綿」の事を探求し
お客様の満足できるものづくりを追求し続けます。